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9月27日中日戦
とうとうこの日が来たかって感じです。今年のドームでの観戦戦績ここまで6戦5勝1分。うち慎之助が打つこと3回。今日も負けるわけないと思ってやってきたドームだった。
先発は高橋尚成と、対するは朝倉。どちらも調子は決して良くなかった。しかしジャイアンツは数少ないチャンスを物にすることができず朝倉の10勝目を献上。やはり谷繁の2ランが重かった。
そんな惜しい試合の中で朗報といえば、3冠を目指す松井のライバル福留を尚成が封殺できたこと。そして柏田の調子が良かったことだろうか。
数少ないチャンスで1本の出ないジャイアンツ。シリーズまでの復調を望む。
9月18日横浜戦
久し振りにジャイアンツらしい試合を見ることが出来た。初回由伸のタイムリーで先制すると、2回には仁志そして先発桑田が続けざまにライトスタンドへと運ぶ。桑田の打球は、上がった瞬間に誰もが目を疑うほど綺麗な飛球であった。さすがは桑田さん。この後も2塁打と犠打を放ちなんと3割台の打率をキープする。
後半に入っても桑田のペースは崩れることなく、また6回に集中打で桑田を効果的に援護。桑田は9回に3点を取られ、完封こそ逃したものの、3連続完投勝利を自らの投打の活躍でもぎ取った。
やっぱりこういう堂々とした試合運びがジャイアンツにはよく似合う。松井も2四球を選び、復調の兆し。多少不安の残る面もあるが天王山神宮決戦に向けよい勝利となったのではないか。
9月17日横浜戦
先発は勝ちに恵まれない入来と、グスマン。ともに立ち上がりから不安定で、初回ジャイアンツは4番松井のタイムリーで先制するも、その後はランナーを進めることが出来ない。そして、6回にはバッテリーエラーから同点にされてしまう。しかしその裏、二死満塁から後藤が四球を選び、すかさず勝ち越し。しかしそれ以上の追加点をプレゼントできずに、入来は7回を1失点で降板。8回は岡島がファースト江藤の好守もあり押さえた。そして9回守護神河原が登板。2アウトを取り連夜のセーブを誰もが願ったが、代打古木に2ランを浴びまさかの逆転。誰もが無いと思っていた9回裏に入る。
9回、8回から続投の斎藤隆は2イニング目とは思えぬほどの速球を投げ込んでくるも、清水が出塁、続く二岡の犠打がフィルダースチョイスでオールセーフに。代打吉永はライトに打ち返しとうとう満塁になる。そして迎えるは4番松井。真っ向勝負は斎藤に軍配が上がった。続くは先日から5番に座る“サヨナラ男”慎之助。前回8月21日のことが頭にあるので、もう信じるしかない。
そしてまたしても魅せてくれた、慎之助のサヨナラゲーム。いよいよマジックは一ケタに!こうなったら来週末の試合にも行きたくなってきた。どうしようかな・・・・・・
8月24日阪神戦
あまり語りたくないので多くは書きません。
先発は勝ち頭上原と初物藤川。「ジャイアンツは初物に弱い」をまったくそのまま表すような試合運びになった。毎回ランナーが出ても一塁に釘付け3塁はおろか2塁に行くこともままならない状態。そんな状態に上原が耐え切れず今岡、アリアスに一発を浴び2点差。
6回に斉藤、元木のタイムリーデ見事逆転したまではよかったのに・・・・・・
9回上原の後を受け一点差のマウンドに登ったのは守護神川原。前日も満塁のピンチを自ら作り何とか凌ぐという綱渡りのマウンドを作った川原は、代打八木に同点犠飛を浴びてこの回限りで降板。
そこからはまったくの阪神ペース。お互い毎回ランナーを出すもジャイアンツは塁を進めることが出来ず残塁の山を気付く。一方の阪神は毎回塁を進め攻め続けるも駄目4番のおかげで何とか凌ぐ。
結果引き分け。ジンクスは破れず。ランナーが出てからの攻めの拙さに不満の残る試合だった。
8月21日横浜戦
高橋尚成とバワーズの先発で始まったこの試合。G打線は苦手バワーズの前に集中打が出ず抑え込まれる。一方の尚成は絶好調7回2死まで無安打ピッチングを見せる。そして9回で決着を見ることは無く延長戦へ。
10回表。この回から尚成の後を受けた条辺が先頭打者“巨人戦に執念を燃やす男”中村に初球をレフとスタンドへ運ばれる。誰もが「この試合は終わった」と思った。
しかし10回裏。先頭は代打吉永。5球目真ん中高めを見事にライトスタンドへと放り込む。これで同点。そして打順はトップへ。期待が膨らんだ。
そして続く清水がライトへ打ち返し塁へ、さらに二岡が送って1死2塁。そしてバッターは阿部慎之助。
既視感。そして期待と予感と確信とが交錯した感情が自分に言わせた一言。
「ここで終わる。きっと終わる。」
3球目。打球は追う金城の頭上を越えグランドへと吸い込まれる。
ホームを踏む清水。サヨナラヒット!!
優勝する時には必ず劇的な勝利が存在する。今日の勝利はそのひとつにあげられるのかもしれない。そして、新サヨナラ男の誕生ではないか?
2度も続けてこんな試合を見てしまうと、ますますドームに行きたくなる。そんな思いを抱く試合だった。
8月15日ヤクルト戦
入来と藤井の先発で始まったこの試合。初回立ち上がり今ひとつの入来がペタに捕まり30号を献上。しかしその裏、お返しとばかりに4番松井の31号が飛び出し試合は振り出しへ。しかし松井が打った時点でいきなり初回から加納は号泣状態。
その後は好調藤井の前に打線が沈黙。対する入来は我慢のピッチングを続け、途中江藤の3塁への好送球や川相のライン際での攻守がこれを助けた。
息詰まる投手戦はとうとう9回。8裏に代打が出たため2番手は中継ぎの切り札“首振りの岡島”が登板。ペタは二岡のガッツで短打にしとめられ、そのまま1塁に釘付けのまま終了。
そして9回裏ドラマが待っていた。二岡倒れて1死走者なし。打者は好調の3番慎之助。「ここで阿部が塁に出れば次の松井が決めてくれる」そう多くの人が予想し、阿部のバットに注目しただろう。しかし阿部の放った打球は見送る必要もなかった。
両手を振り上げる阿部。投球動作のまま崩れ落ちる藤井。たった1球がもたらす命運を象徴する場面だった。
阿部慎之助のサヨナラホームラン!!はっきり言って打った瞬間から加納は泣きっぱなし。慎之助コールを何度となく繰り返してました。
これでG党人生の目的のひとつ「生でサヨナラを見る」を達成。
ちなみに次の目標は「生で優勝を見る!」です。できるかな?